BOTSWANA ボツワナ共和国(チョベ国立公園)
  ゲームドライブとゲームクルーズ
   ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・

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《 ボツワナ共和国 チョベ国立公園    ゲームドライブの車とゲームクルーズの船 》

 ボツワナ北部のチョベ川沿岸、ゾウの生息で有名なチョベ国立公園でサファリ体験をしました。NISSANの4WDの荷台を改造したサファリカーで陸から、そしてボートに乗ってチョベ川から、ゾウ・インパラ・キリンをはじめカバ・ワニなど陸と川から果てしなく広がるアフリカの大地に生きる動物たちの生活を垣間見ることができました。、

 b3.JPG (161701 バイト) ⇒ ゲームドライブは、こんな道・・・

 ボツワナ共和国の面積は、58.2万平方キロメートル(日本の1.5倍)、人口は約200万人、首都は「ハボローネ」、民族は「ツワナ族」「カランダ族」「ムブクシュ族」など・・・ 母国語はツワナ語?、でも英語でした。宗教は「キリスト教」「伝統宗教」のようです。
 ジンバブエに宿泊していた私達は、ジンバブエとボツワナの国境までバスで向かいました。国境が近くなると、もうそこは「サファリパーク」のようで、バスの中からゾウやイボイノシシを見ることができました。国境での入出国手続きは数分で終了、VISA取得費用は30US$、複写式の入出国カードの記載が必要で入国時にはその手段、Roadの場合は「車のナンバー」を記載する必要があります。そこから「チョベ国立公園」を目指しました。

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  《立ち枯れの木と白頭鷲、獲物を狙って飛んでいる白頭鷲》

 まず出迎えてくれたのは、やはり珍しい野鳥たちでした。ホロホロ鳥やヘラサギなどは、公園内に入る前の舗装された道路沿いからも見つけることができました。

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《トカゲ》   《インパラの群れ》   《カバ》

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      《水たまりをジャンプした瞬間のインパラ》

 サファリカーに乗って公園内に入ると、いきなり未舗装(当たり前か・・・)の乾燥した大地をかなりのスピードで走ります。したがって、サングラスとマスクは必需品ですが、たくさんの動物を見つけるためには、乗客の協力が不可欠です。一応「ヘッドセット」を付けて、説明を聞いているのですが、右左と目を凝らせて動物を探します。もちろん無線で連絡をとりながら運転する運転手の技量に大きく左右されることは言うまでもありません、これは動物をたくさん見られるだけでなく、赤土や目の細かな砂道の急傾斜ですから、ラインを誤るとスタックしてしまいます。私の運転手は大丈夫でしたが、スタックして乗客がホコリまみれで押している場面も見かけました。

 南アフリカの紙幣にも描かれている通り、「ビッグファイブ」と呼ばれる動物たちがいます。これは「アフリカゾウ」「ライオン」「サイ」「ヒョウ」「バッファロー」のことを指します。このうち結果的には、サイとヒョウを見ることはできませんでしたが、最後にライオンを見ることができたのは本当にラッキーでした(一緒に乗った男性二人組みに感謝!)。
 私たちのサファリカーがライオンを見つけると、他のサファリカーがぞくぞくと集まってきました。すぐに逃げるということはないのですが、茂みに入ってしまうので、どうしても早い者勝ち、見つけた者勝ちという結果になってしまいます。

 ここチョベ国立公園は、5万頭以上ものゾウの生息地として有名なだけあり、陸からも川からもたくさんのアフリカゾウを見ることができました。写真はすべてトリミングしていませんが、ほとんどが300mmの望遠を使用しています。ゾウは通常カメラでも撮影できますが、なかなか近寄ることができないキリンなどを撮影するには、やはり望遠が必要でした。
 運転手は動物が道路に出ないように、サファリカーを使って威嚇します。そのため後続のサファリカーはゾウに襲われる結果となりました、もちろん怪我などはないので今になってみると、襲われて「ゾウのアップ」を写したかった・・・ などと考えてしまっています。

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 ここからはゲームクルーズです、船に乗りチョベ川をクルージングしながら野生動物を探します。ゲームドライブ同様に、まずは野鳥がお出迎えです。カワセミは羽を乾かさなければ、飛ぶことができません・・・ 乾かしている間にもワニに襲われるかもしれません・・・。

 中州は草食動物の宝庫でした、ゾウもバッファローもチョベ川を泳いで渡り、外敵のいない中州でのんびりと食事に昼寝です。ゾウは新鮮な水分を含んだ葉や草、木の根を好んで食べるそうです。反面、チョベ川の中州はナイルワニの天下、あまり見ることができないというワニの食事風景(魚を捕らえたワニ)をも見ることもできました。

 季節は冬(6月末〜7月初)だったのですが、天気がよかったせいか日中は汗ばむほどで、ゲームクルーズの間も日焼けが心配なほどでした。

  
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 ビッグファイブの100R紙幣になっている「バッファロー」、通常は群れを成して生活するようですが、チョベ川の中州ではせいぜい数頭から10頭程度でした。広く大きな角が特徴で、時に攻撃的になるので注意が必要です。アメリカンバッファローよりも牛に近い気がしますし、実際に食してもアメリカンバッファローほどの臭みもなく、牛肉といわれたら分からないかも・・・

 ゲームクルーズの船から眺めるアフリカゾウの大群は圧巻でした。水浴び、泥浴び、間には小象を挟んで一列に並んで歩く姿などなど・・・。 陸からは見ることのできなかったゾウの習性を垣間見ることができました。

 カバ、とうとう泳ぐ(実際には足で底を蹴っているようですが)、水中のカバを見ることはできませんでした。写真の鳥の下にある岩(泥)、これ実はカバの群れなんです。微動だにせず、どう見ても岩ですよね?

 ビッグファイブやキリン、カバなどなじみの深い動物は、木彫りや石堀の置物としてお土産になっています。場所によって価格も大きく異なりますし、ここでは定価がなく、交渉で決定するものなので注意が必要です(言い値でも安いですが・・・)。記念に小さな木彫りと石の置物をお土産に買いました。

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 b21.JPG (38130 バイト) 《ボート乗り場のサル》 全く人間を恐れず、木の実を落としてきます・・・ いたずらでしょうか?

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