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  古い家並み、フィーン庭園、ムーサー廟
   ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・

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《 入場券 》

 Fin Garden=30,000Rls、Bistoon=20,000Rls、Borujerdiha House=20,000Rls。
入場料は10,000〜30,000Rls(日本円で155円〜465円)程度です、もちろん古い家並みのなかにたたずむ入場無料の廟もあります。

 《本で読んだイランと見たイラン》
 むやみに写真を写してはいけません。特に女性にカメラを向けてはいけません。確かに若い女性にカメラを向けることはしませんでしたが、これは日本でも同じです。子供は向こうから声をかけてきたり、若い女性同士の車の中から手を振ってきたりと、お出かけの子供と近所で遊んでいる子供の対比です。

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 《フィーン庭園》
 アッバース1世の命によって造られた庭園。シャー庭園、アミーレ・ギャビール庭園の名で知られています。入口右脇にパチンコの景品交換所のような窓だけのチケット売り場があります。また、庭園の敷地内にはカーシャーンやアブヤーネの民族衣装や古い絨毯などが展示されている博物館やお土産屋、庭園を眺めながらチャーイが楽しめる喫茶店もあります。記念に絵葉書を買いました、20,000Rls(300円)くらいだったかな?
 2度目のイランを訪れた時に乗ったイラン航空の「Inflight Magazine」にFin Garden Kashanというタイトルで紹介されていました。何だか懐かしくて、もらって来ました(写真下)。
 《水》
 敷地内に一歩足を踏み入れると、そこは別世界です。それまでの車窓の風景とあまりにも異なる景色が広がります。正面に大きな池と離宮があり、糸杉の並木が対称に並び、水は絶えることなく湧きあがり、まわりを小川が流れるペルシャ式庭園です。暑かったせいか、水が眩しく、でも小川のせせらぎが心地よく聞こえます。
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k10.jpg (153833 バイト) k11.jpg (85948 バイト)  《案内》
 庭園内にはガイドの若い女性がいました。おそらく学生さんだと思いますが、流暢な英語で説明してくれました。秋の夜(月が写る)が一番きれいだとか、小川はラクダの水飲み場だとか、他にも建物や模様についても詳しく説明してくれていたのですが、難しいことは分かりません。 ・・・残念。
 《ハーネイェ・ボルージェルディーハー》
 19世紀前半に建てられた、カーシャーンの商人ハーッジ・ジャアファル・ボルージェルディー氏の私邸。家というよりも、むしろ宮殿ですね。入口から写真の宮殿が見えるまでには、幅1.5mくらいの曲がりくねった通路を通り抜けます。そこが薄暗いため、パッと開けて宮殿が見えると感激ものでした。
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k13.jpg (83313 バイト) k14.jpg (147503 バイト)  《ボルージュルディーハー邸》
 現在は博物館として公開されていて、お土産屋さんもありました。私のカメラを見てジャポネ・キャノンと声をかけてきました(実はニコンなのですが・・・)。写真は正面建物の天井と、ドーム天井を中からのぞいたものです。天井の窓の造形がおもしろく、光を受けてとてもきれいでした。
 《ハビーブ・エブネ・ムーサー廟》
 古い家並みの中にたたずむハビーブ・エブネ・ムーサー廟。サファヴィー朝のシャー・アッバーズ1世の遺体が安置されている廟です。道路に面している高さが、建物の位置で、中庭は道路と比べると一段低い位置になっています。入口に受け付けもなく、奥まで歩いて見学していると、どこからともなく、おじいさんが入場券を持って入場料の請求に来ます。
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k17.jpg (69371 バイト) k18.jpg (49835 バイト)  《屋根》
 カーシャーンの歴史は古く、都会「エスファハーン」に住んでいた王の心休まる静かな楽園だったようです。私もカーシャーンが一番印象深く、一番の思い出になっています。マスジェデ・ソルターニーイェのような美しいマスジェド、これは左右対称に造られており、均整のとれた美しさがあります。華やかさはありませんが(むしろ汚い)、日干しレンガの古い屋根、家並みも素敵です。
 《地下室?》
 写真のお母さんが説明をしてくれたのですが、日本から来たということ、この廟には二人の遺体(夫婦?)が安置されていたこと以外は、何も通じませんでした。中を見せていただき、靴で入って注意され、手を合わせて頭を下げて(拝んで)感激され・・・写真の親子で管理している?古い廟です。
 日干しレンガと土で造られた家の中は、本当に涼しくてクーラーがいらないほどでした。外の暑さも影響したのでしょうが、本当に驚きです。
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 《バザール》
旧市街地には、とても大きな(広い)バザールがあります。バザールの入口はアーケードのようで、各所にあります。それを上から見ると、写真のような日干しレンガと土の家並みで続いています、中を歩いていると信じられません。バザールの中はペルシャ絨毯、貴金属もありますが、野菜、肉、服、布地、ケーキ、雑貨といった生活用品が中心です。もちろん家具屋さんから電気屋さんまでそろっています。

    btn2.gif (444 バイト)   k6.jpg (28795 バイト) 古い街並みを、馬に乗ってのんびりと・・・?
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